2009.04.05 Sunday
伊勢白山道《復路 1》 外宮
伊勢白山道、往復の旅。やっと復路を行くことができました。前回の往路は、白山→伊勢、でしたので、今回は伊勢からスタートです。春の伊勢路は桜が見ごろで華やかでした。
*伊勢神宮 外宮(げくう)
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伊勢自動車道の「伊勢西インター」を降り、インターを出て左折すれば外宮へ、右折すれば内宮へ。
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外宮正面
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外宮駐車場近くの広場の桜が満開でした。駐車場は無料。(写真は外宮の駐車場ではないようです)外宮には朝8時半ころ到着しました。土曜日でしたが、スムーズに駐車できました。
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御神域との境にある火除橋より外を見たところ。
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御神域の深い森。参道は細かい砂利敷き。
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御正殿前。見えている鳥居をくぐってからお参りします。
今回も「特別参宮章」で御垣内参拝(白い垂れ幕の中側に入れさせてもらいお参りする)をさせてもらいました。希望者は一組ずつ案内していただけるのかと思っていましたが、私たちの前に申し込んだ方たちと一緒に案内してもらうことになりました。
また、御垣内の正式参拝では、服装に留意する必要があります。外宮では受付の神官さんに「コートの下の服装はだいじょうぶですか?」と静かに尋ねられました。これが内宮ですと、服装についてはかなり柔軟だと思われました。
前回お正月あけに参拝させてもらったときは、早朝で寒かったこともあるけれど、御垣内の、突き刺さるような空気に、身動きするのでさえ畏れ多かったです。
今回はそこまで緊張しませんでしたが、うまく表現できないけど、冷たいというか、ひれ伏さざるを得ないというか、不敬なことをしたらちっぽけな人間は一瞬にして露と消えそうな空気を感じました。
表現するなら、金属系、無機質、不動、ゼロ、何もない、無限、巨大、畏怖・・・そんな感じです。
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遷宮御敷地。平成25年に神様はこちらに新しく建てられたお宮に遷られます。今は塀に囲まれていて中は見えません。
塀の向こうにあふれる光が見えるような気がするのですが…
単なる光線の具合かしらん?
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別宮(べつぐう)に続く道。この先に風宮、土宮、多賀宮があります。
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多賀宮に続く道。
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御神域の中。
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「神恩感謝」で御神楽のご祈祷を受けました。
御神楽を申し込んだ後、こちらの建物で呼ばれるまで待ちます。
御神楽では、雅楽の生演奏の中、神官により祝詞(願い事=受付のときに記入したもの)が奏上され、巫女さんの美しい舞が奉納されます。
待合所から案内されてとても広い部屋(神殿)に通され、御祓いを受けたあと待っていますと、6人の楽師さんが入ってこられました。雅楽が奏でられる中、2人の巫女さんが流れるような美しい所作で、神前に御神札と神饌が供えていかれます。
そののち、一人の神官がこられ、神前で祝詞を奏上されました。このとき、私たちの住所が番地まで読まれましたので、なんだか面映いような気持ちでした。神様に私たちの願いをお伝えしてもらっていると感じました。
少しの緊張感の中、穏やかに、静かに儀式が執り行われている神前には、絹づれの音や呼吸までが神様に届いているような、透き通った空気がありました。30分ほどでしたでしょうか、非常に贅沢な時を過ごさせてもらいました。
↑
お下がりを入れてもらった袋。
御祈祷が終わると、お供えのお下がり(神饌・しんせん)と、御神札をいただきます。白い紙箱には、木箱に入った御神札が入っており、それをさらに写真のような紙袋に入れていただきました。
お下がり(神饌)は、御神酒、スルメ、昆布、御米、御塩、鰹節でした。御米、御塩はほんの少々でしたが、鰹節は小ぶり一本でした。木のいい匂いがする御箸もありました。
雅楽、舞、祝詞、神饌、と…、お納めした御初穂料では、ここまでしていただいてもったいない、という気持ちになりました。
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お下がりについての説明書き。
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神棚が入っていた箱。
今回の伊勢白山の旅では、神札を頂き祀らせていただこうと決めていたので、神棚を外宮神楽殿で買いました。神棚は「三つの神札が並べられて、扉がついており、屋根は平らな通し屋根」という情報をもっておりましたが、知識があやふやだったために、扉のない形式のものを買いました。
しかし、神棚は形ではなく、捧げる感謝の気持ちが大事、という伊勢白山道リーマンさんのご指導に沿い、この神棚でお祀りさせていただこうと思います。
購入した神棚の写真は撮れませんが、木の香がする清清しいものです。背面の板がこれまでの遷宮で使われていた木材のお下がりとのことで、それもうれしいことでした。「神宮」の文字の焼印も、まっすぐに、くっきりと押されてあり、気持ちの良いものです。
次に内宮をお参りしました>>
*伊勢神宮 外宮(げくう)
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伊勢自動車道の「伊勢西インター」を降り、インターを出て左折すれば外宮へ、右折すれば内宮へ。
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外宮正面
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外宮駐車場近くの広場の桜が満開でした。駐車場は無料。(写真は外宮の駐車場ではないようです)外宮には朝8時半ころ到着しました。土曜日でしたが、スムーズに駐車できました。
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御神域との境にある火除橋より外を見たところ。
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御神域の深い森。参道は細かい砂利敷き。
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御正殿前。見えている鳥居をくぐってからお参りします。
今回も「特別参宮章」で御垣内参拝(白い垂れ幕の中側に入れさせてもらいお参りする)をさせてもらいました。希望者は一組ずつ案内していただけるのかと思っていましたが、私たちの前に申し込んだ方たちと一緒に案内してもらうことになりました。
また、御垣内の正式参拝では、服装に留意する必要があります。外宮では受付の神官さんに「コートの下の服装はだいじょうぶですか?」と静かに尋ねられました。これが内宮ですと、服装についてはかなり柔軟だと思われました。
前回お正月あけに参拝させてもらったときは、早朝で寒かったこともあるけれど、御垣内の、突き刺さるような空気に、身動きするのでさえ畏れ多かったです。
今回はそこまで緊張しませんでしたが、うまく表現できないけど、冷たいというか、ひれ伏さざるを得ないというか、不敬なことをしたらちっぽけな人間は一瞬にして露と消えそうな空気を感じました。
表現するなら、金属系、無機質、不動、ゼロ、何もない、無限、巨大、畏怖・・・そんな感じです。
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遷宮御敷地。平成25年に神様はこちらに新しく建てられたお宮に遷られます。今は塀に囲まれていて中は見えません。
塀の向こうにあふれる光が見えるような気がするのですが…
単なる光線の具合かしらん?
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別宮(べつぐう)に続く道。この先に風宮、土宮、多賀宮があります。
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多賀宮に続く道。
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御神域の中。
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「神恩感謝」で御神楽のご祈祷を受けました。
御神楽を申し込んだ後、こちらの建物で呼ばれるまで待ちます。
御神楽では、雅楽の生演奏の中、神官により祝詞(願い事=受付のときに記入したもの)が奏上され、巫女さんの美しい舞が奉納されます。
待合所から案内されてとても広い部屋(神殿)に通され、御祓いを受けたあと待っていますと、6人の楽師さんが入ってこられました。雅楽が奏でられる中、2人の巫女さんが流れるような美しい所作で、神前に御神札と神饌が供えていかれます。
そののち、一人の神官がこられ、神前で祝詞を奏上されました。このとき、私たちの住所が番地まで読まれましたので、なんだか面映いような気持ちでした。神様に私たちの願いをお伝えしてもらっていると感じました。
少しの緊張感の中、穏やかに、静かに儀式が執り行われている神前には、絹づれの音や呼吸までが神様に届いているような、透き通った空気がありました。30分ほどでしたでしょうか、非常に贅沢な時を過ごさせてもらいました。
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お下がりを入れてもらった袋。
御祈祷が終わると、お供えのお下がり(神饌・しんせん)と、御神札をいただきます。白い紙箱には、木箱に入った御神札が入っており、それをさらに写真のような紙袋に入れていただきました。
お下がり(神饌)は、御神酒、スルメ、昆布、御米、御塩、鰹節でした。御米、御塩はほんの少々でしたが、鰹節は小ぶり一本でした。木のいい匂いがする御箸もありました。
雅楽、舞、祝詞、神饌、と…、お納めした御初穂料では、ここまでしていただいてもったいない、という気持ちになりました。
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お下がりについての説明書き。
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神棚が入っていた箱。
今回の伊勢白山の旅では、神札を頂き祀らせていただこうと決めていたので、神棚を外宮神楽殿で買いました。神棚は「三つの神札が並べられて、扉がついており、屋根は平らな通し屋根」という情報をもっておりましたが、知識があやふやだったために、扉のない形式のものを買いました。
しかし、神棚は形ではなく、捧げる感謝の気持ちが大事、という伊勢白山道リーマンさんのご指導に沿い、この神棚でお祀りさせていただこうと思います。
購入した神棚の写真は撮れませんが、木の香がする清清しいものです。背面の板がこれまでの遷宮で使われていた木材のお下がりとのことで、それもうれしいことでした。「神宮」の文字の焼印も、まっすぐに、くっきりと押されてあり、気持ちの良いものです。
次に内宮をお参りしました>>